はちみつとの出会い

10年ほど前に私の次男が養蜂家としてはちみつ作りを始めました。それがきっかけで毎日、スプーン一杯のはちみつをコーヒーに入れて飲むようになりました。更に、朝食時のヨーグルトに砂糖の代わりに大さじ一杯のはちみつをつかうようにしました。

はちみつ習慣を始めてから不思議なことに風邪をひかなくなりました。それまでは、年に2-3回、風邪をひき大事をとって病院に行くこともありましたが、今は健康診断以外でドクターのお世話になることはありません。

ここ10年くらいは、「危ない、風邪をひきそうだ」という体が発する前兆のような感覚が無いのです。厳密にいえば、それ以前の経験から、頭では「風邪をひくかもしれない」と発汗して急に体がひえたりすると思うのですが、それは現実化することはなく、自然にスーっと意識から消えていくのです。冬に汗をかいて薄着になり、そのままでいても悪寒に震えるようなことはありません。少し無理をしたり寝不足であったりしても発熱することはありません。

3年ほど前までは、コンサルタント業で北米、オセアニア、ヨーロッパに年10回ほど渡航し、毎回、レンタカーで1000キロ以上走っていました。時差の関係で出張中の睡眠時間は平均4-5時間ですが、それでも体調不良で寝込むようなことはありません。還暦になっても海外渡航ペースは変わらず、時には1週間の滞在で2000キロを超えるドライブをすることもありますが、体力の衰えを出張中に感じたことはありません。

もちろん、はちみつは薬でありませんから、体調不良の特効薬としての即効性は期待できません。しかし、みつばちが集めた花蜜が体にもたらした健康力に私はこころから感謝しています。